2009 私の視点

12月24日AM7:30更新
とにかく、全世界で3Rを薦めましょう
リサイクルショップで言う、誰かが使ったものを再度買ってきて使う事は・・・
リサイクルというよりリユースが本来の使い方だが、間違った使い方がまかり通ってしまう日本である。

先日の書き込み、一般質問でゴミ問題にふれた話をしたが、これは特に生ゴミについてのことで、腐らせて再度つかう正にリサイクルの話である。
ゴミ処理施設に持ち込まれるゴミについては厨芥類(つまり生ゴミ)が約30%程度含まれており、これを上手に分別してリサイクルすれば堆肥にもなるし、燃料としても使える話である。

特に大きな事業所を有している場合、そのゴミの扱い方で資源にもなり只のゴミともなってしまう。
昔、「水を制するものは、国をも治める」と言われたが、最近では「ゴミを制するもの、国をも治める」と引用する話しを聞いた。
今回、埼玉西部環境保全組合に出向き、色々と調査していると矛盾点が見えてきて構成市町に対する負担金算出方法に理解できないものを感じた。

担当職員も、説明しながら首を傾げるような算定方法なら、見直さなければならない問題だろう。
次は組合議会において負担割りへの一般質問をすることにしたい。

先日、原宿のきもの店の店長を務める娘から、「25日の朝、テレビでお店が紹介されるから見てくれ」とメールが来た。
きもの店と言っても、半分は古着でリユース物・・・つまりアンティークなものを扱っていて、以前からその業界では人気のある店のようだ。

どのように、お店が紹介されるのか楽しみでもあり・・・、
ゆずに続いて明日の朝、またテレビの前に座るようだろう。



12月18日AM7:00更新

冬至前のいいタイミングで、毛呂山町のゆずが放映されました。

12月議会も、全議案が可決成立して9日に閉会した。
いつものように、仕事をこなし・・時期的にも忘年会に追われる今日である。

今回の12月議会においては、毛呂山町のローカル的なところが特に感じられて議会運営に対して「異議あり」と言いたい。
予算審議の途中で予算に関係ない発言が長々と述べられる・・不規則発言だ。
今の国の状況も、メディアが”不規則発言”を作り上げているから、しかたないのかも知れないが・・・
議員というものは言うのが仕事だが、ルールの上で進まなければ無法地帯のようなもの、気をつけたい。

昨日は、我が毛呂山町がNHKの「ふるさと一番」で生放送された。
テレビを見ない主義の私だが、よく存じ上げているJAの仲間・・・というより先輩の御一家であり、放映時間に急いでテレビのスイッチを入れた。

ゆず農家としてゆずに対する思いが伝わり、後半のゆず料理の披露などが毛呂山町のゆずを盛り上げていて良かった。
特にゆず入り焼酎を飲んでの「サイコウだ〜」は、笑えた。

毛呂山町特産の「桂木ゆず」というブランドだった”ゆず”を、お隣の越生町特産として摂られた格好だが、今回の放映は冬至前のいいタイミングでもある。
是非とも、これを契機に特産品奪回に向けて官民一体で奨めてもらいたい。
私なりには町のゆずに対する自論があり、今回の12月議会一般質問で一端を述べたが時間が無く言い切れなかった。それもまた書き込みたい。

9月議会の一般質問で取り上げたゴミ問題を、この12月議会でも取り上げ一般質問をしたが、調査をしてきていろいろな事が解ってきた。
町の議会報には、一般質問でのやりとりしか書けないが自身の町政報告を出して、そのあたりの矛盾を明らかにしていきたい。
他にも、来年に向けて行政へ働きかけができる施策が沸いてきて、その準備を始める。

批判ばかりで、「あれをやれ、これをやれ」は、誰にでもできることだが、私の場合は「いつも代案を持ってやって来た」し、その結果を必ず出してもきた。

この12月議会一般質問でも、議員必携(議員になると渡される心得本)に書かれている「批判するなら代案をもってせよ」を引用して行なったが、大事にしたい姿勢である。

忘年会も残すところ、あと4席という時期となった。いつもの生活サイクルが狂って大変だが、来る寅年に向けてラストスパートというところだろう。




11月30日AM5:00更新

12月議会、白熱した論戦となるでしょう

今日から、平成21年度毛呂山町12月議会が開会される。
今回の議会では、なんといっても指定管理者の指定に関わる議案が3件あり、そのあたりの審議が大きいものだろう。

その中でも、図書館については今まで長くの時間と審議を経て制度の導入を意味する条例改正をしてきたもの。

途中(昨年の6月)国会での
「図書館については、指定管理者制度はなじまない」などの意見があり、それを進める自治体としては難しい問題の一つだ。

私は平成21年3月議会の委員会で
「三位一体の改革は税による国と地方の関係を見直し、強い自治体を創ることにある。図書館の指定管理者制度の導入は直接税には関係ないかも知れないが、人件費など削減でき、民間活力の導入によって町民に最大限のサービスをもたらすものと確信する。
たとえ国の超党派の議員がなじまないという判断を出されても、毛呂山町が強い自治体であるためにも、図書館に対して指定管理者制度の導入を進めるべきだ」
と賛成の討論をし、同3月議会最終日の本会議でも賛成討論をした案件でもある。

他にも、一通りの方向性を出したい自分なりの問題がある。
議会中しばらく、書き込みはできないだろう



11月27日AM5:00更新

また一つ、結果が出せたような・・・そんな気がした総会でした。

11月24日午前10時、埼玉県内の養液栽培を行なう苺生産農家?がJA毛呂山支店の会議室に集まった。

その数、三十数名に及ぶだろうか・・・、
農業関係の普及部の県職員も含めると50人にもなる今回の集まりは、従来の土耕栽培から高設養液栽培に形態を変えてきた苺栽培の新しい組織の立ち上げである。

「養液いちご研究会総会」と銘を打ち、いちごの養液栽培に関する情報を共有し、いちごの生産技術を高めることを通じて環境への負荷を低減し、持続性の高い苺生産に取り組むことを目的とする組織である。

昔の土を耕し腰を曲げての管理作業から、土を切り離しベンチとして約1メートルの高さで苺を栽培する高設養液栽培は、今から約10年程前に開発され瞬く間に新しい苺栽培として普及した。
また、以前からの高設水耕栽培の欠点でもある「香りと味の無さ」を根を張る培地(ロックウールからヤシや杉の外皮であったり、最近では鉱物質の混合材)を用いることで、まったく土耕に負けない苺が作れるようになったのも、高設養液栽培が全国的に普及した要因だろう。

加えて、時間で水と肥培管理をしてくれるメカが人間の栽培技術をカバーしてしまうから、脱サラの素人でも施設を導入する資金と勇気があれば苺の栽培ができてしまう。

あとは、苺の物理的特性を知る事だったり、病害虫に対する徹底した管理ができ、加えて観光いちご園なら接客についての知識が備われば、トップクラスの苺栽培農家としての収入が補償されるというものだ。

だが、それが難しい。
私は、自身の農業経営の中に苺の高設養液栽培を導入し9年目になる。
埼玉県内でも苺の産地は秩父・川島・吉見とあるが、その当時はまだ高設養液栽培を導入している農家は数える程。

しかも、もともと苺栽培農家で無い私が、いきなり苺栽培をお金がかかる高設養液栽培プラントを導入して始めるというのは、長く苺栽培してきた農家から見れば異例であり、驚かれたり止められたりだった。
その後、苺の研修生を受け入れるようにもなり、研修を終えた後に苺栽培をしている方々の奮起も加わわっての、今回の「養液いちご研究会」の立ち上げである。

では何故、埼玉県内で苺の産地でもない毛呂山町での設立総会の開催か?は、私のところで研修を受け、その後毛呂山町内で観光いちご園「いちごの里」として頑張る田中さんご夫妻の力であり、実に頼もしい限りだ。

もっと早く、このような研究会ができていれば・・・とも思うが、なんと言っても高設養液栽培の歴史はたかだか10年であろうから、県内全域対象としての会の立ち上げとなったことも頷ける。
今回の「養液いちご研究会」の立ち上げによって、苺栽培にとっての問題点が除所に克服され、更なる進化へとつながることは確かであろう。

今回の設立総会で、まず感じたことは・・・、
JA毛呂山の会議室に集まった方々の平均年齢の低さ(だいたい20代後半から30代後半までがほとんどでしょうか)は、農業という職種をまったく感じさせない、私にとっては、まさに?、異様なもので・・・

つまり、もう「農家」という言葉が合わない職種が、確立されてきたと言えるのでしょう。



11月20日AM5:30更新

私の健康の秘訣は、自分で作っている農産物を食べているからでしょう

「食道・胃・十二指腸どこもキレイで異状ありませんね。エコー(超音波)での他の内臓についても大丈夫です。血液検査の数値も問題なく悪玉・善玉コレステロール値も文句無い数値で、肝臓の機能を示すところも実にいいですね」。

自分なりの「ドックの日」から、その結果を忙しさのあまり聞けずにいた。

一昨日の水曜日の夕方、診療時間終了ギリギリに飛び込み結果を聞いたが、
「井上さんは仕事でも動き回ってるだろうから心配ないね。中性脂肪値が高いけど一時的に上がることもあるし、なんなら薬だすよ」。
と、かかりつけの医者に言われ中性脂肪値を下げる薬だけを貰い帰宅した。

本当は9日には結果が聞けるわけだったが、なんといっても産業まつりがあり、
俵作りから14・15日の本番まで、4〜5日間はそのために費やしただろうか。

初日14日の午前中はあいにくの雨模様だったが、その雨も昼前にあがり翌日15日の好天と、毛呂山町の産業まつりが盛会のうちに終了した。

翌16日は、一大イベントが終了した安堵感と疲れで、午前中はまったく動く気にならず事務所で長い反省会である。
「一番会」としてのコンセプトでもある「毛呂山町において、いろいろな意味の一番を演出する」の目的達成は・・・?

俵担ぎにおいては相変わらずの人気だが、それに甘んじることなく新しい企画を考え、会のユニットも来年に向けて増やして行こうと思う。

午後からの残務整理も休みがちで、夕方暗くなってから身内だけの慰労会でやっと体の調子が戻ってくるようでは・・・

後に聞いたが、会場を4年ぶりに一つにした今回の毛呂山町産業まつりの入場者数は10,844人とのこと。

初日の雨がひびいたりPRも不足していたが、物品販売をされた方々はいつもの産業まつりより増収があったように聞いている。
まだまだ反省点も多いだろうが、今後も会場だけは二つに分けることなく商業部門・農業部門と仲良く一つの会場での産業まつりにしていただきたい。

17日は、いつもより早い12月議会一般質問の通告締め切りで、確認が遅れれば危なく出せないところだった。
9月議会で時間切れだった「ゴミ減量化の問題」であったり、意見公募の「パブリックコメント制度」と、行政の透明性を示す「情報公開度」、そして産業まつりも終わり町の観光事業も一段落となった今、来年度にむけた「新たな観光事業の素案」があるのか・・・を聞いてみたい。

民主党の「事業仕分け」の記事に、文科省と農水省との米に対する類似点の話が出ていた。
食育のために米飯を勧める文科省と自給率向上の観点から学校給食に米飯を勧める農水省だが、事業仕分けの委員より、似たような予算だと「予算の縮減」が提示された。

私も以前、町の学校給食に地元の農産物を使うように一般質問をしたことがあるが(平成15年9月議会)縦割りの関係から国では縮減かもしれないが、地方公共団体の領域では、独自な考え方で子供達に地元のものを食べさせてもらいたい。
今回の一般質問でも、近隣市町の坂戸市・鳩山町で行なっている「地元産米を学校給食に」を取り上げたかったが、自身の職業柄で慎しむ事にした。

12月議会開会まで残りわずかだが、幅広く調べて懸かりたいものだ。




11月12日AM7:30更新

国民受けを狙った?今の時代はメディアをうまく使った方が勝ちですね

行政刷新会議の大胆な判定が大きく報じられる朝である。
7項目で500億円分廃止・・・「事業仕分け」の状況をテレビで見たが、攻める側そして守る側のやり取りが公開の場で行なわれた事はいい傾向だと感じる。

「これは廃止で・・・」と、刷新委員の多数決の判定だけで決められるものではなく、最終的には財務省の予算査定で決まるものだが、公開の場でのやり取りは事業そのものに、いわゆる”印籠”を突きつけたものと理解するべきだろう。

今後の行方が気になるが、「国民を味方につけるようなパフォーマンスの一つになるのでは・・・」と案じる会議だ。


11月11日AM8:00更新
週末の天候がとても気になる、今日の雨です
逮捕時の状況から感じたが、2年7ヶ月の逃走劇に疲れたのだろう。
昨夜の市橋容疑者逮捕のニュースはパソコンの前にくぎ付けになったが、8時過ぎに行なわれた市橋容疑者の両親への取材が印象に残った。

テレビカメラの前に並ぶ両親の姿、そしてテレビを通して語られる様は、今までの犯罪では見られない出来事でもある。
我が子の犯した罪に、どれだけ苦しんでいたか・・・
計り知れない2年半以上の心労からは解かれるのだろうが、殺人者の親としての日々は、解かれることはなく続くのだろう。
「生きて捕まえてくれてありがたい」という市橋容疑者の母親の言葉が、寝るまで耳に残った言葉だ。


国会では、「天下り根絶」を旗印に政権交代をした民主党が、また天下り人事を正当化?している。

郵政社長人事の次は人事院人事官だが、定義も整合性もない官僚人事に憤りを感じるしかない。

11月4日の岡田外務大臣の国会での言葉・・・
「公約と選挙中の発言とは、これはイコールでは有りません」。
そして
「私達の思いの話と公約・マニフェストの話を混同してとらえるのはおかしい」
などは、まったく答弁にもなってないし、国民を愚弄するようなものである。
それでは国民は、マニフェストの何を見て投票すればいいのだろうか。

また、NHKでは中継されなかったようにも聞くが・・・、
11月9日衆議院予算委員会で自民党の改革クラブ、稲田朋美議員の外国人地方参政権についてのやりとりをYouTubeで見た。
鳩山総理が過去に言われた事と総理になってからの言動についてが主な論点だが、地方参政権の問題となる指摘について、答弁が曖昧である。

おまけに現実の状況下での対馬問題について・・・、
亀井大臣の答弁では、反対に稲田議員に「東京ではどうですか?北海道ではどうですか・・・日本と韓国の両国にとってふさわしくない問題」と投げかけていることに、詭弁を感じずにはいられない。
国会の場でしっかり議論しないで、では国際的な問題はどこで議論すればいいのだろうか・・・

「情緒的な感覚ではなく・・・」と稲田議員が何回か話されたが、私も政治は感情論で進めるものではなく、物理的な考え方で進めるものだと認識しているものだから、ある意味稲田議員の質問には共感するものがある。

しかし、あの国会でのバカ丸出しの”野次”は本当に止めてほしいものです。


11月6日AM7:45更新
今朝は、水一杯で医者へ・・・
健康であるために、自分なりの「一年一度、ドックの日」
日本シリーズ第5戦、阿部のさよならホームランもすごいけど、大リーグヤンキース松井のMVP受賞には、「日本という国をあげてのお祝い」をするべき活躍だろう。
野球という分野で、国内そして世界のステージでもある大リーグで、新聞紙上が埋められた朝である。

昨日は、お金と壁の話で書き込み始めたが・・・自身のことは、よく考えるとたわいもないこと・・・つまり生前の父や、今となっては家内の事を持ち出すことになるので、この話は止めよう。


今日は、自分なりの人間ドックの日である。
最近、その手の健康診断を受けていなかったので、先週掛かり付けの医者に行き胃カメラの予約をしてきた。
それが今日であり、血液検査と尿検査そして肺のレントゲンも一緒に受けようと思う。

以前から一年に一回、自分の誕生日の辺りを「年に一度のドックの日」と決めて受けていたが、その4月の頃では農繁期真っ只中で余計に胃に負担がきて、精神的にも悪い判定をうけそうだ。

初冬のこの時期なら、議会も12月議会前で、田の仕事も一段落しており都合がいい。
もともと胃に負担がくるタイプなのだろうか、昔から深く考えると胃に変調をきたし胃カメラを飲んできた。

今回は「ずっと胃カメラをやってないなぁ」ということが気になって・・・

そして、先日26回目の結婚記念日をむかえ、余計に自身の健康を気にしている自分がいるからだろう。

これからは、春の自分の誕生日の辺りから、秋の結婚記念日の辺りを「年に一度のドックの日」と変更して、自身の健康にも責任を持ちたいと思う。

ただ、あの胃カメラを入れられる時は、何度やっても涙が・・・ですねぇ


11月5日AM7:30更新
普通の家庭では、絶対にやっていけません
お金の管理はしないが、お金の感覚は解っているつもりだ。
私は、今まで多くの農業機械や農業施設を導入してきたが、その度に「今回のこの機械は、今の段階では無理だろう」とか「これを入れればこの程度の採算は生み出せるから入れたほうがいい」など自分のフトコロというより、借金の程度から・・・、いわゆる「帰来的感覚」とでも言った方があってるのだろうか。
そんな感覚で進めてきた。

当然、その判断に至るまでには充分な検討もするし、壁となる要素は時間をかけて壁を取り除く・・・というより、壁が出来るだけ低くなるように努力を惜しまないで来たつもりだ。

自身の事を持ち出し「何を言わんとするか・・・」は、後として

今朝の朝日新聞の、やくみつる氏が描いた漫画が面白い。
民主党の、マニフェストに縛られた党執行部の皆さんだが、まさに今を表していて頷ける。
社説「天声人語」にも書かれているが、今年度の税歳入の落ち込みがはっきりしてきたところに、先の概算要求と言えども97兆円と膨らんだ予算は話にならない。

どこの家庭でも、主人が働いて稼いできた給料で”やりくり”をしており・・・、
そこで奥さんがカードでも使って買いたい放題、思いのままに収入以上の買い物をしていたら、そこの家庭は一家離散が目に見えている。

お金の話だけじゃない。
八ッ場の話、普天間の話、陳情窓口の話、昨夜の保育園の話、等々々・・・
政権をとったからといって、余りにも今までの過程であったり、現状の問題点であったり、将来の展望であったり、が「見えてないのでは・・・?」と感じる。

選挙前に「自民党には不満があり、民主党には不安がある」と、落語のおちのようにコメンテーターが言っていたが、それが現実のように見えてきた。
加えて、小沢幹事長のワンマンショーにはワンマン賞を贈りたい。

なぜ、今朝の漫画に小沢幹事長は描かれないのか・・・は言わずと知れた党内の力関係を物語る。
難しい政治倫理が先行し、解らない事が多すぎて・・・
もっと解りやすく話をしなければ、ついていきたい人達も次第に離れていくんじゃないですか?と思う。

「山登りのリーダーは、いつも最後尾を気にしながら頂上を目指さなければ・・」
という”登山の常識”とは大違いだろう。

自分のお金の話、壁の話は、明日にしましょうか・・・


11月3日AM7:00更新
今日は、お隣の越生町・鳩山町で産業まつりが開催されます。
例年より、早いのかもしれない。
強い寒気がきて、しばらく荒れる天候の予報に、いつも使っている薪ストーブを早々と事務所に設置した。

もう4年前になるが「鉄のものより先をみれば多少高くてもステンレスの方がいいんだよ」と「ステンレスと鉄では倍の値段の開きだ」と文句を言う妻を尻目にステンレスの薪ストーブを買った。

鉄製では、熱で酸化が早く腐食によって多分2年ももたないだろうが、ステンレスなら酸化しないため腐食の心配がない。
言うなれば「安物買いの銭失い」と言う事にならないように・・・
そのステンレス製の薪ストーブは、4年経過した今もまったく腐ることなくしっかり仕事をしてくれている。

燃やす原料が薪だから、燃料費は薪を切るチェンソーの燃料代とその手間くらいだろう。
薪になる木は、遊休農地を再生する作業時に倒しておいた雑木をここにきて切り出すから、乾いていて良く燃えるし春までの分は充分にある。
自分なりには、灯油やガスを使わないので4年前から「化石燃料を使わないエコ暖房」と自負している。
おまけに、薪ストーブは上のリング状の部分をはずして鍋などが乗せられるから調理にも使えて、一石何鳥にもなる”優れもの”だろう。

早速、夕べは設置した薪ストーブに火をつけ釜を乗せ、その上に2段のセイロを乗せ・・・と、餅米を蒸かして餅を2ハリついた。

ついた餅は、辛みにして食べたり8枚ののしもちができたり・・・で、あっというまの餅三昧の夜となったが、これも11月14〜15日に開催される毛呂山町産業まつりの予行練習だ。

3升の餅米は乾物の状態では、重さ4,5kgでそれを6時間以上水に漬けておくと6,3kgになる。またそれを蒸してから餅につきあげると約7kgになることが解った。

その要領でいけば、
「餅米をといでから大きい入れ物でまとめて水に漬けておいても、セイロに入れる重さが6,3kgであれば、いつも3升の餅米をつくことになるから、産業まつりの当日に幾つもの水に浸した餅米の入れ物を用意しなくても済むだろう」。

という発想なのだが・・・
とりあえず、まだ時間があるので実際に試してから本番に備えたい。

昨年のことだが、近くの飯能市に「すごい薪ストーブを作っている方がいる」と聞いた。
大型の物で用途に応じて製作もしてくれると言うので、是非野菜のビニールハウス内で使える大きい物ができないか相談してみたい。

木という、自然が産んでくれた偉大な燃料だからエコを進める上でも、是非上手に使いたいものだ。


11月2日AM7:00更新
仕事ができる人間は、面構えも話す言葉も無駄が無い。
ダルビッシュはすごい。
あの顔の良さとピッチャーとしての力量は見事なものだ。
昨日の日本シリーズ、「ダルビッシュのコールに地響きのような声援」とネットの記事の一覧・・・。

ダイジェストで日本シリーズ第2戦をYouTubeで見たが、試合内容より最後のヒーローインタビューで選手を褒める梨田監督の言葉がいい。

左官業の人が土間にコンクリートを流し込み、何回も時間をおいて表面を撫でて仕上げていくが、「コンクリートは子供と一緒で、撫でれば撫でるほど良くなっていく」という言葉を思い出した。
梨田監督の言葉で、敵地である東京ドームへ移っても日本ハムファイターズの選手の奮起があるだろう。

その後のダルビッシュのインタビューに、また胸を打たれた。
腰を痛めての40日ぶりの登板・・・
「僕の名前がコールされた時に、すごい声援を戴いたので今日はいけるなと思いました」から、久しぶりのマウンドへの不安のついても・・・
「大切なファンと、大切な家族と、パリーグの他の5球団のファンのためにも、しっかり投げようと思いました」

いい仕事ができる人間は、言葉にもすばらしいものを持っている。
余計な飾り言葉はいらないし、要点だけでも聞いてる人間の心に響く。

ゴルフの石川遼の言葉にも驚く。
あの若さであれだけの言葉が・・・
インタビューで自然に話せる力はどこからくるのだろうか。

久しぶりに、いい言葉を聞いた朝・・・無駄な言葉はなるべく言わないようにしたいと痛感する。


10月30日AM3:00更新
決して、ひねくれた考えでは無いのですが・・・
なぜ、地デジに移行しようとしているのか?
テレビのアナログから地上デジタル化について、急に疑問が沸いた。

アナログでいいじゃないですか。見えているものをわざわざ国民に負担を負わせてアンテナを取り替えさせ、あるいはケーブルをひかせて地デジ対応のテレビを買わなければならない。
その見えているアナログのテレビだって、もったいない・・・
聞くところでは、アナログのテレビをまとめて輸出しているような話しまであります。

先日、研修生と話していてこの話しで盛り上がった。
「じゃあ久々に宿題だ。なぜ地デジに移行しなければならないのか、明日までに調べてきてくれ。私はもう8時過ぎたから寝るので・・・」
いつも早寝の私は、夜の8時になると早く寝たくて席を立つ。
最近は日も短くなり、以前なら秋からの夜長をいろいろなことで楽しんだものだが・・・、

次の日、研修生が調べてきた「なぜ日本は地デジに移行するのか?一考察」の報告が、裏話しのようで実に面白い。
これは、私も私なりに調べてから研修生の報告も合わせて近々書き込もうと思う。

昨日、国の補助事業でもある「農機リース事業」の本契約を坂戸のJAでリース会社と取り交わした。
一番最初の申請が今年の1月にあり、申し込みが殺到したため抽選で外れた。その後、5月に再度「第二次補正、経済危機対策臨時交付金事業」の一つとして、大きく予算規模も増やして案内があり申し込んだ事業。
それが、国の政権が代わったことで、ここまで遅れての本契約である。

リース会社が間に入ることで、いわゆる国の補助事業をリース会社に丸投げをしたような施策は、果たしていかがなものか。

「農業機械を購入する際に、国が半額補助する」と聞こえはいいが、昨日の契約書の内容ではリースの利率が加わるために7年後のリース終了時合計額は、農機本体価格の約3割安程度だろうか。
農家としては、「呆れた補助事業だ」と言うしかない。

マニフェストの目玉事業となっている、米の農家戸別補償制度も、「10aあたり1万円」という転作に対する補償金額が一度は提示されたが・・・
私が先に書き込んだ通り、そんな金額では米農家は見向きもしない。
第一、その金額の補償制度は昨年にも「5年間の転作で10aあたり5万円」と言うのがあり、内容的には変わってないと言わざる得ない。

「5年で」、が「1年で」、に変わっただけではないか。
再度検討しているようだが、この後どのように「ひねったり、曲げたり、ねじったり、オブラートで包んだり」してくるのだろう・・・

江戸時代の昔から、だましやすい職種なんでしょうか



10月29日AM7:00更新

議員全員が参加できるようなマラソン大会があれば・・・面白いですね

同じ転覆事故だと、しばらく思えなかった。
いつも夜になるとネットでその日のニュースを一通り見るが、10月24日に消息を絶った「第一幸福丸」の転覆した船内から4日ぶりに3人の乗組員が救助された。

今朝になっての新聞記事では、ひっくり返った船室の空気だまりの状態が良く3人の体が海水に浸かってなかったのが今回の救出劇に繋がったとの事。

昔、と言っても30年前になるだろうか、ポセイドンアドベンチャーという映画があった。
男優ジーンハックマンが主役で、転覆した大型客船の中の空気だまりを突き進み一番上の船底まで生存者を導く映画だったが・・・、
今回も「推察に過ぎないが、他の人を励ますことができる強いリーダーがいたのではないか」と説明する専門家もいる。

漂流していた救命いかだから見つかった、亡くなられた船長は残念であり、またいまだ発見されてない4人の乗組員の安否も気がかりだが、生存者が発見されたことで望みを繋げるものだろう。


ふくらはぎの痛みが、なかなか取れない。
日曜日に走った鎌北湖マラソンの後遺症だが、今日で4日目・・・筋肉疲労の解消に時間がかかるのも歳のせいだろう。
昨日は議員研修があり、鎌北湖マラソンに写真撮影に来ていた同僚議員から「井上さんスタートして、なかなかゴールに来ないから会場スタッフ皆が心配していたんだよ」と聞き、恥ずかしい思いだ。

以前、町の体育指導員をやっていた経験もあり、期待はずれの成績だったのだろうか。
膝のハンディを持った私なりには「自分で自分を褒めたい」というフルマラソン選手だった有森裕子さんの言葉を引用したい気持ちだが・・・
今思うのは、「鎌北湖マラソン5キロの部なら、もっとゆっくりと楽しめるマラソンの方が面白いし参加者も増えるだろう」という事。

群馬県安中市のマラソンに「安中遠足 侍マラソン」というのがある。
遠足と書いて「とおあし」と読むのだが、歴史は古く江戸時代に当時の藩主板倉勝明公が藩士の鍛錬のために碓氷峠の熊野権現まで7里余りの中山道を徒歩競争させ、その着順を記録したのが始まりとのこと・・・

安中市のホームページでは「日本のマラソンの発祥です」とPRしているが、毎年5月の第2日曜日には、何万人もの参加者と見物客で賑わう。
なんと言っても仮装でのマラソンが面白く、仮装の部でも表彰されるために参加者の中にはそちらの方でも楽しんでいるようだ。

以前、私農場を手伝っていた越生町の方も毎年「安中遠足」に参加していて、仮想の部で賞を頂いた経験があり、その衣装を幾つも見させて頂いた。
定年退職をされた比較的高齢な方でも、そのようなマラソンなら参加できるし町の観光にもつながる。
私のようなハンディがあってもゆっくり走れるのだから、マラソンの一つのジャンルとして取り入れるべきではないだろうか。

幸い、毛呂山町はNPO法人が行なっている「ウルトラマラソン」もあり、こちらも日本全国から参加者が集まるマラソン大会として人気がある。
とってもハードな「ウルトラマラソン」から親しみやすい「鎌北湖マラソン」そしてその中には、見て面白く観光事業となる「仮装の部、里山マラソン」がほしいものです。(ふくらはぎの痛みも、これほどではないでしょう)

昨日の議員研修後、
同僚議員との、話しの延長のような書き込みとなりました・・・


10月26日AM7:00更新

第32回 毛呂山鎌北湖マラソンに参加しました

一ヶ月ほど前、同級生から「鎌北湖マラソンに申し込むから出てくれ」と言われ了解はしたものの、日柄が経つとだんだん「大丈夫かな」という気分になった。

31歳の時、トラックから機械を降ろす作業中踏み外し右足膝の前後十字靭帯を断絶したからだ。
医者からは手術を勧められたが、術後のギブスとリハビリで全治まで約6ヶ月かかる説明には到底仕事の関係から手術に踏み切れず、スポーツ外来と言う新しい医療機関に通った。

私のように膝の靭帯損傷の場合「膝の筋肉などを鍛えて靭帯の切れた所を筋肉でカバーする」と言う説明だったが、しばらく通ってもそれほどの効果は得られず・・・
「自転車に乗ってペダルを踏む事やプールで歩く事が膝に体重の負担を与えないで膝自体の筋肉が鍛えられる」という日常的なリハビリ法を選択し、以後不安定な右膝を固定する特注の装具をつけ、娘や息子の保育園の送り迎えに自転車をこいだ。

人間の自然治癒力というものは結構凄いもので、靭帯が切れても通常の生活や仕事において、なんとかなるものである。
半年もしないで鈍痛はあるものの日常の生活には支障がなくなったが、仕事がハードな時などはその古傷が痛む。
4年前の春は余りの忙しさに右膝の痛みが増し、近所の整形外科で痛み止めの注射を続けて2本も打ってもらったら、それがアザとなって膝から下が利かなくなり2週間の松葉杖生活には参った。

自分の大事な一つしかない身体だ。やはり無理せず上手に長く付き合っていくしかない。
それが解っているくせに、今回の鎌北湖マラソンへの参加は膝の古傷の状態が通常の仕事でも気付かないくらい良いからだったが・・・、

昨日行なわれた、鎌北湖マラソン5キロの部。走ることは仕事とは大違いだ。
スタートしてみるみる追い抜かれ序盤から後方である。思うように足は上がらず走る度に右膝も痛い。
友があつらえたTシャツの背中のプリント「ゆっくり走ろう会」の言葉が気持ち的には有り難かった。

猪除けの柵で囲んだ大谷木地区の田畑、交通量が少ないからなのかコケで滑りやすい道路の路肩付近の危険な状態、乗る人もなく鎌北湖に浮かぶ5艘のスワンボートを中心に従来の古いボート群、ヘラブナ釣りの人の多さ、企業の森の看板と・・・見る風景に気持ちを変えるのがやっと。

特に下り坂では、ブレーキの踏ん張りが利かず一気に遅れていくものの「完走だけは」と左足に重心を移しながらでのゴールは遠い。
総合公園のバックストレート、知り合いの声援やゴール付近での仲間の顔が右膝の痛みを暫し忘れさせてくれるものに・・・

ちなみに、今大会で一番遠方の方は大阪からの参加の女性であったり、一番高齢の方は79歳の東京の男性との事。
参加者も700人に及んで次第にメジャーになってきたのだろう。

3年前、新春マラソンをこの時期の鎌北湖マラソンに変えた事に対して異議を唱えた。
時期についての考え方は今も同じだが、その当時から導入された記録計測タグは、大変いい選択だと改めて実感するものである。
役員の仕事も軽減され、参加者もすぐ順位と記録がプリントされた「完走証」を戴けて嬉しい。

久々の、遠ざかっていた「走る」というスポーツに浸ることができた秋の一日。
演出して頂いた関係機関と多くの役員の皆様に、改めて感謝を申し上げたい。


しかし・・・しばらくは、筋肉痛と右膝の鈍痛と付き合うようだろう。


10月22日AM6:00更新
「やっぱり・・・」そういう言葉が聞こえてきそうな人事だ
「元官僚の意識ない」を自ら言われても、聞いてる国民は首を傾げる人が多いはずだろう。
一昨日からメディアが取り上げている郵政人事、今までの「脱官僚」をマニフェストに掲げて政権を執った民主党としての人選に、不信感を抱くのはあたりまえだ。

日銀総裁でことごとく元官僚を非難し、今度は「辞めて14年経ち、民間にいた」では、「辞めてからの年数が問題なのか民間にいた過程が必要なのか」解釈できない。
特に、細川内閣時の国民福祉税構想の仕掛け人とも、小沢幹事長と当時からの付き合いなど余計な詮索がつきまとい不透明さを感じる。

新聞各紙が自民党からの抗議の言葉を掲載しているが、それだけでなくメディアとしても「民主党への整合性」を問う見解を示しているのは、野党時代と与党となり政権をとった今との「ギャップ」だ。

「散々叩いて、なればなったで結局同じ」では、国民は失望するしかない。
60%台の鳩山首相の指示率が、ここ何日かで何%下がるのか・・・

国民のバロメーターは厳しく、そして顕著だから



10月20日AM5:00更新

いろいろなものが、町おこしの材料として転がっています

お隣りの鳩山町で、饅頭の話しが新聞紙上を賑やかにしている。
新聞と言っても、やっぱりマイナーな日本農業新聞だが・・・

10月14日付け、「地域に勢いを」の見出しでは、
鳩山町の女性起業グループ「おしゃもじ食品」のメンバーが、鳩山由紀夫首相と幸婦人をイメージした「鳩山まんじゅう」(仮称)の試作に乗り出した。

というもので、火付け役は同町の小峰町長であり2〜3日前の同紙にも今回の「鳩山まんじゅう」の発案者として大きく紹介されている。

鳩山町は1955年に亀井村と今宿村が合併して誕生したが町名の「鳩山」は、二つの村の中間地点の地名にちなむという。
合併の半年前に鳩山一郎内閣が発足。当時の村議会議長が東京の首相宅を訪ねて「友愛」の書を書いてもらった経緯がある。

現鳩山町長の小峰孝雄氏が、今回の政権交代による鳩山内閣の発足を受け、鳩山まんじゅうを作り町をPRすることを提案。
地産地消の弁当や惣菜を手がける「おしゃもじ食品」に依頼したものだ。

試作にあたっては
「鳩山首相のトレードマークが金色のネクタイであることから、生地にクチナシを練り込み黄色にした。今後パッケージなども工夫し高級感を出したい」という。

来月の11月3日の鳩山町産業まつりが「鳩山まんじゅう」のデビューだそうだが、「国会議事堂でも売りたい」と意気込んでいる。

また今朝の朝日新聞の埼玉版には、同じ鳩山町の平井冨美さん「百歳で個展」の記事も嬉しい。
鳩山町泉井にある私の親戚の下のお宅で「下んちのおばさん」というだけあって昔から存じ上げている方。
耳が不自由にはなったものの元気で個展の話しが決まった時、叔母も近所の嬉しい話題を私にまで電話してきた。
個展の提案も小峰町長からとの事・・・

どこで、どんな町おこしのキッカケがあるか解らないが、どんなことでもキッカケとする柔軟な考え方がいろいろなものを発信する事になる。

私も「いろいろなもので毛呂山町が一番になるような・・・」
そんな思いから「一番会」なる組織を仲間と立ち上げ、毛呂山町の産業まつりに参加している。その中の「力自慢俵担ぎ」が面白い。

今年で3回目となるが、「約65KGの俵を担げる人は少ないだろう」と多寡をくくった賞品「担げた人へ新米5KG」は、予想を反して大判振る舞いとなり、毎年の赤字である。
昨年は、「制限時間として15秒以内」というハードルを設けたが、制限時間があればそれはそれなりに頑張ってしまうもので、挑戦者の7〜8割は担いでしまうもの。

今年も、小室さんの藁細工
「ギャラリーKOMURO」から自然職人(私農場の研修生チーム)の地元産の食材で作る「毛呂山チヂミ」、NPO環境と福祉を育てる会では苦林地区の遊休農地再生で栽培したもち米で「つきたて餅の販売とのし餅の実演」、新企画では毛呂山産のポップコーンを使っての「もろやまポップ」等など、メインの「俵担ぎ」も更に難易度を増したものを思案中。

一番会のメンバーも増強して、商工部門と農業部門そして行政部門が会場一つになった、11月14〜15日の毛呂山町産業まつりを盛り上げたいと思う。



10月16日AM6:00更新
国民性まで、変えなければ・・・、
自身の生業でも、一番ウェイトの大きい今年の米の収穫が終わろうとしている。

春先の「不作の予想」と反して、「20年来の豊作」を感じる今年の稲作だ。
20年来と言うのも、私の記憶では平成6年の豊作を覚えているからで、暑く長い夏を想いだす。

その前の年、平成5年は「平成の大凶作」と名づけられる記録的な不作であり、秋から値を上げ始めた消費者米価が翌年の3月には一俵3万円となり、米問屋の”買い抱え”も加わって5月には一俵5万円の値をつけた。

政府の備蓄米も底をつき、急遽タイ米の輸入措置で補ったが、粘りのあるジャポニカ米を食べつけている日本人にはポロポロのインディカ米は到底口に合う訳も無く、政府に対する当時の不満の声を覚えている。
その後、ウルグアイラウンドから現在の経済政策でもある米輸入(MA米)となってきたが、今後政府はこのMA米をどうするのだろう。

一昨日の新聞で「2010年度に米の農業者戸別所得補償制度を先行実施」に目が止まったが、今までの「功を相すことのない米政策」に代わる将来展望のある政策としては疑問だ。
減反をして所得保障を受ける農家と、所得保障を蹴り減反をせず米を作りたいだけ作る農家に大別される制度では、経済の基本「需要と供給」のバランスは改善できない。

もし改善できるとするならば、所得補償の金額を上げるしかなく・・・
「米の作付け面積・補償金・収量・消費者米価 」等々のバランスの均衡が執れるまで時間がかかるからだ。
特に、天候が大きく左右し不作や豊作により何百トンも推移している米では、バランスが崩れれば必ず平成5年の米騒動の二の舞だろう。

根本には日本人の「米離れ」がある。
昭和44年は、日本の米の作付け面積が一番多い年だが、現在の日本国内の米作付け面積を比較すると当時の半分の作付け面積でしかなく、いくら反当りの収量が昔より改善されたと言っても倍になる訳も無い・・・、
それでも米は余っている。
すなわち、40年の経過で日本人の食生活も変化・多様化し、米を食べないようになったと言う事だ。

ヨーロッパ諸国の自給率と日本の自給率の比較の違い。それはそもそも自国の考え方であり、突き詰めていけば教育にまで及ぶもの。
あるいは「プライド」のような考え方も思いあたる。

「ヨーロッパの人々は、野球帽をかぶらない」と言う話しを聞いた。
いろいろ拡大していく話しだが・・・、

米政策の話しは「長い時間によって変えられた日本人の国民性」つまり「なんでも受け入れてしまうプライドが無い日本人」に至るのだろう。



10月7日AM3:30更新

次々と、あるいは”ひたひた”とでも言いましょうか

麻生内閣が編成した、今年度補正予算の14兆7000億円の見直しが行なわれ「2兆5169億円を確保した」という。

省庁別では、国土交通省の全国6区間の「高速道路4車線化」の全面凍結を含む8875億円の見直しをはじめ、農林水産省では「農地集積加速化基金」の約3000億円を全額回収するなどして4763億円の執行を止めると言う。
特に気になるのは、その見直し率が「農水省補正予算額の46%」だということだ。

昨日の夕方だが、隣町の越生町経済課長から電話が入った。
このコーナーの6月26日に書き込んだ、越生町大谷地区に広がる遊休農地の再生事業だが、「農地の集積や道路の取り付けに対して、地域の方々の意見がまとまらない」とのこと・・・(遡って見て戴けたら幸い)
特に6月に伺って話をした時、第二次補正の枠内「農地集積加速化基金」を見込んでいただけに物理的にも不可能となった。

この件、話しを進めていくうちに規模が大きくなっていたので、(越生町として遊休農地を再生したい面積が大谷地区だけでも最終的には10ha以上にもなる)
また、時間的にもだいぶ経過したことも加わり、私としてはゴーサインが出なくて良かったと思う。
とりあえず、そのままの状態で再生できる「日高市の酪農家による牧草の作付け」で進むようだ。

遊休農地の考え方も角度を変えると面白いもので・・・
草が生えないように頻繁にトラクターで耕していると、農地は瘠せる一方で作物を栽培する時に肥料も多く使うようだが、半年や一年ほど雑草を生やし放ったらかしていた方が土壌は肥えている。
不耕起栽培の考え方は、有機物に群がる微生物やそれを食べる小動物による食物連鎖であり、3年以上の経過で土壌に効果が現れる。

私も忙しい事もあるが、できるだけ畑を耕さないように雑草が生い茂ってきたらモアと言う機械で地上部だけ刈り込み対処しているが、傍でみたら「なんと横着な農家」と思われているのだろう。

昔「上農は草を見ずして草を取り、中農は草を見てから草を取り、下農は草を見ても草を取らず」と学んだが、その言葉で言えば私は下農であり・・・
なかなか理解してもらえないだろうが、私なりの農法として「一畑一年一作」くらいで、草と共存できる・草を草として理解できる農業でいきたい思う。

話しを戻すが、他にも・・・
厚生労働省も「緊急人材育成・就職支援基金」の来年度執行を含む4359億円を、文科省も「最先端研究開発支援プログラム」の700億円を見直すというが、経済産業省の薄型テレビなどの省エネ家電の購入時に付く「エコポイント」が景気の下支えの効果を見込み「執行を止めると支障をきたす」などと、対象から外すようだ。

特に、
「内閣府所管で、公共事業などの地方負担分を国が肩代わりする交付金(計2,4兆円)は見直されなかった。凍結する個別事業がまだ公表されていないためで、凍結が正式に決まれば見直し額は更に上乗せされる」
などの記事は・・・地方行政にとっては頭が痛いところ。

あと一週間から10日で、最終額の3兆円に近づける
ようだが、私もこの動きが特に気になる・・・頭が痛い一人であるのは確かです。

10月6日AM6:30更新
だいたい、二日後に現れるんですよ
今朝は、胃と足が痛い・・・どちらも先週一週間の後遺症だ。
胃の方は、先週の町レクリェーション大会の練習後に行なった「作戦会議」と本番の町レクの慰労会で飲みすぎたのが原因であり、作戦会議と称して近所の焼き鳥屋さんに何人かの選手と連日のようにノミニケーションをした。

それがよかったのかも知れない。
今年のオッペ川北ファイターズチームの綱引きの部は優勝は逃したものの決勝では1−1となり3本目は僅か数センチの差で敗れた。
引いてる感触では「勝った」と思っていたものだから本当に残念だったが、見ている多くの皆さんにいい試合をお見せできたことが良かったし、来年への弾みとなった。

年代別リレーや子ども会リレーの部でも目白台自治会がそれぞれ準優勝をして、今年のオッペ川北ファイターズはカップが三つも揃い文句無しの総合優勝だろう。夕方から始まった慰労会の盛り上がりは大変なもので・・・

綱引きの選手からは、来年の選手選考から地下足袋と長袖のシャツを揃える話しや応援用の大旗を作る話しで和気あいあいと、結局三次会が終わったのは午前様だった。

傍から見れば(mi wife)無駄のように思えるかも知れないが・・・、
練習後の何度もの作戦会議が
四地区の交流にいい結果を出したのだろう。

足が痛いのは、言わずと知れた・・・歳から来る「二日遅れのもの」でしょう。


10月2日AM6:00更新
もろバス 「ゆず号・やぶさめ号」運行始まる
昨日は、毛呂山町の循環バス「通称もろバス」の運行初日である。
私も気になっており、役場をバスが出発する8時30分には行きたかったが仕事の都合で自宅近くのもろバス停留所で第一便を待った。

「東原団地入り口」という自宅近くの停留所では、二人の高齢女性がバスを待っており「バスが通ってよかったですよ」と嬉しそうに話す。
役場に行きたいし医大にも行かなくてはならないとか・・・「立ってバスを待つのも大変だからベンチもお願いしますね」と、さっそく付随する要望も頂いた。

遅れて来た「もろバス・やぶさめ号」は、なんと満車で定員8人だから乗れないと言う。
私とすれば「嬉しい悲鳴」だが、待っていた方にとったら大変なことで、役場担当課に問い合わせたら「すぐ臨時便を向かわせる」とのこと、一先ず安心した。

その後の便は、それほど混んでなかったようだが好スタートを切ったのではないだろうか。このまま順調に福祉バスとして多くの方々が利用していただけるよう願う。

特に今回のもろバスは住民からの請願から始まった事業であり、言うなれば「住民発議」である。
議会の仕組みから言えば、この毛呂山町は住民からの請願が少ないようにも感じられる。
他の自治体と比較していないが、もっとこの種の請願が出されてもいいと思うし、議会という機関を広く町民に知らしめなければならないとも感じる。
見方を変えれば、町民にとって「議会が遠い存在」なのだろう。

今日は「議会だより編集委員会」が9:30より開かれ、9月議会の議会だよりの一校を行なう。
私が初めて議会だよりの委員長となっての66号だが、新しいコーナーも増やしての「毛呂山町議会だより」がどのように町民の皆様に伝わるのだろう。

とにかく「議会が見える議会だより」を心がけ、6人の委員で頑張ってみたい。


10月1日AM6:30更新

誰もが驚く、毛呂山町レクリェーション大会が近づいて参りました。

いつもより遅れてきた秋雨前線だろうか。
ここに来ての長雨は私とすれば計算違いであり、仕事にもまた公的な事業にも大きく支障を及ぼす。
秋は町の催しものが多く、来る10月4日は町民レクリェーション大会が開かれるが、恒例の綱引きの練習ができない。

毛呂山町に引っ越して来た方々が決まって驚いて口にするのが、「毛呂山町は、どうして町を挙げての運動会をこんなに夢中になって続けているの?」と言うものだ・・・

10月の第一日曜日に、町内の自治区が町民レクリェーション大会仕様の行政区に編成され、地区対抗競技を始め当日参加の軽スポーツや太極拳などのサークル紹介の演舞が行なわれる。

その中でも、綱引きは年代別リレーと肩を並べる2大イベントの一つ。
その証拠に、「従来の対戦では、優勝・準優勝チームが決まっていて面白くない。二部制にして弱いチームなりに競い合える種目にするべきだ」と・・・、
一昨年の毛呂山町議会一般質問に同僚議員から取り上げられ
た時には、私も驚きつつ苦笑したのを覚えている。

「たかが綱引き、されど綱引き」 私とすればこの関係から早く引退したいのだが毎年の決まりごとのように綱引きの指導者&選手の話が来る。

毛呂山町でも、越辺川(オッペかわ)の北側に位置する西戸・箕和田・東原・目白台自治会チーム、通称オッペ川北ファイターズ(私が名づけました)が私達の行政区であり、もう一つの山あいの地区、阿諏訪・滝ノ入チームと毎年優勝・準優勝を分け合っているが、ここにきて残念ながらオッペ川北ファイターズは負け込んでいる。

理由は、綱引きの選手として選ばれた方々が決められた3日間の練習に参加していただけず、昨年などは大会当日に初めて顔を見たという人が4人もいるありさま・・・
グランドの片隅で「こんな格好で、こんな風に引いて下さい」と、急遽教えても実際の練習に出ていないのだからチームとして勝てる訳がない。
これでは、固唾を呑んで見ていただく観客の人にも、対戦相手の阿諏訪・滝ノ入チームの方々にも失礼だとも感じてしまう。


今年、「練習に出られる方、体型が大きい人を選んで戴きたい」と、幹事区長に注文をつけたが、練習初日に聞く所では「当日のレクリェーションに参加できて、練習に一日でも参加できる人」と、選手集めをしたとの事。
「昨年より、まぁ〜ましかぁ」というくらいで・・・、
与えられた境遇でやるしかないでしょ。

秋の空と同じで、なんとも憂鬱なこの一週間である。

9月14日AM6:00更新
まだまだ、国・県・市・町・村の彼方此方で、いろいろな噴出は生じてくる筈です。
劇的な総選挙から、早いもので2週間が経ってしまった。
本来の国会は、まだ動き始めないが農政の関係でも政権交代の煽りが見えてきた。

以前、毛呂山町議会平成21年第1回3月定例会で「農の雇用事業」について、担当課に質問した「農の雇用に国が費用を負担する」というものだ・・・
各自治体でも情報が遅く、私もネット上で知り3月議会中に手続きを済ましたが、ここに来て「県・国の手続きが遅れているために、雇用に対する国からの費用負担が2〜3ヶ月遅れます」との連絡が届いた。

先日の農業新聞では、「農機リース事業は継続」と第一面の見出しで書かれており、そちらの方も手を挙げていたものだから、とりあえずは安心したが・・・
この先どのように変化していくのか解らないが、変化を求めた国民の結果だからしばらくは静観しつつ、やがて見えてくるものがブレなのかズレなのかを見極めていきたい。

毛呂山町9月定例議会も、ちょうど折り返しに入ったところだ。
そういえば、自民党の小池元防衛相が10日程前に最大派閥でもある町村派を抜けた。新聞には「派閥ですすめる政治の時代ではない」の話が書かれており、つい2〜3日前の新聞では、自民党若手議員から「派閥解体論が噴出」とある。
毛呂山町という小さな町だが、私も町議会の最大会派を去る8月21日に退会し一人会派となった。

この9月議会は、一人会派となって初めての議会だが、初心に帰った気持ちでの議会活動である。
本来、町・村の単位では会派を有している自治体は少なく、毛呂山町は昔からのなごりとも言えるのだろうか。
全国を調べてみると会派制をとっている町村の自治体はわずか15%程度で、残りの85%は会派制ではない状況だ。
自身が5年前に出した一番最初の町政報告「もっといい町へ」で、「毛呂山町に会派制はいらない」旨の記事を掲載したが、会派を経験した後に「やはり自分の初心どおりに」という思いが噴出した。

こう書くと、またいろいろなプレッシャーがあるのだろうが、会派にいたのではできない事、言えない事があるのは実際であり、四面楚歌になろうとも信念は貫いていきたい。

ここ何日か、私のHPのアクセスが増えてきている・・・


8月31日AM5:00更新

第45回総選挙は、自民党の自虐的敗北だ

民主党が308議席!自民党が歴史的大敗だ。連立与党だった自公の大物議員もバタバタ落選した。
マスコミのいろいろな調査で、議席数の予想が出されてきたが大凡的中した格好である。
今回の総選挙、新聞の記事で「蜂起」という言葉をよく目にしたが、弱いものが集まり自公連立政権に対する「怒り」を結集したのだろう。

「蜂起」(ほうき)を広辞苑で調べると・・・
蜂が巣から一時に飛び立つように、大勢の人々が一斉に立ち上がって実力行使の拳にでること。「武装蜂起」
とある。

「武装蜂起」とは物騒だが、大砲や拳銃を投票用紙に変え日本の歴史的な政権交代を産んだ・・・
まさに、小さな小さな力が限りなく凝縮され一機に爆発をした瞬間なのだろう。

それは、投票率にも見られる。
全国平均では、前回の平成17年より1,77ポイントほど高い69、28%(現行法では過去最高の投票率)という数字であり、現在の「誰がやっても同じだ」という選挙に対する絶望感に「一縷の望み」を覗かしている。

毛呂山町の選管から昨夜遅く、町の各投票所の投票率を記載した速報を頂いてきたが、毛呂山町全体の投票率も平成17年より約3,5ポイントも高く、13箇所の投票所ごとの投票率には今までに無い変化が見られた。

毎回投票率が最下位の比較的若年層が多い、目白台地区を抱える第12投票所が今回の総選挙では下から3番目に上がった事だ。
子育てが真っ只中なゆえに、今回の民主党のマニフェストに盛り込まれた「子供一人に毎月26,000円支給」や「高速料金無料化」が、このような数字として現れたのだろう。

そう、自民党と民主党のマニフェストの違いが、今回の地殻変動と言える両党の差を更に大きくした。
マニフェストは曖昧な選挙公約とは違い、時期や期間あるいは金額などの数字を明記しなければならないが、民主党は有権者の年齢層も考慮した上で票に繋がるマニフェストである。
それに比べて、自民党のマニフェストは解りづらく見づらい物・・・選挙戦でも民主党の批判ばかりが目につき、客観的に見れば選挙戦の優劣を自虐的に出してしまった感がある。

明日から、毛呂山町でも平成21年度9月定例議会がスタートをする。
今回の総選挙を受けて、各自治体の議員としてはそれぞれの首長へ、自治体運営の操舵に対する質問も多くなるのは必至だが、政権が代わったからと言っていきなり手のひらを返すような質問だけは慎みたい。

これからどのように、日本の政治が進んで行くのか?余りにも未知数すぎる・・・
が、やはり粛々と政変再建から2大政党へと向かっているのだろう。



8月25日PM22:00更新

急遽ですが、放映が見合わせとなりました。

今朝、書き込みをしたテレビ放映の件ですが、先ほど夜9時近くになってテレビ局の方から「問題となる部分がある」と言う事で、放映を見合わせる連絡がありました。残念でもありますが、私共も考えなくてはならない要因です。

しばらく前にバンキシャと言うテレビ番組の誤報が問題となり、メディアの有り方が問われているだけに誤解では済まされない時代と領域でもあります。

ギリギリになっての見合わせは、大変多くの方々に迷惑をおかけする格好となりテレビ局に憤りを感じますが・・・、
代わりましてお詫び申し上げます。

取り急ぎ、放映見合わせの書き込みと致します。


8月25日AM5:00更新
粛々と世紀の瞬間を待つ
以前にも書き込んだが、私はテレビを見ない。
見ないようにしている訳ではなく見る時間もないし、見てもメディアで作られた余計な部分を感じてしまい、いわゆる自分なりにブレてしまうからである。
ところが、先日この書き込みで紹介したテレビ朝日の「なにこれ珍百景」での井上農場の看板投稿の件、どうやら明日の水曜日夜7:00から放映されるらしい。

我が農場に2度ほどロケに来たが、「スタッフに過酷さを体験させたい」ということでビニールハウスに堆肥入れを体験させた。
それがどのように編集されたのだろうか?気になるところだ。

特に雇用の関係から各党が今回の総選挙で最低賃金を取り上げており、「低報酬」を謳っている看板では、当然誤解を招くだろう。
ロケで私が低い時給を話しているのだが、それはあくまでも見習い期間の時だけで、経験を考慮しての月ごとの昇給は当然であり・・・
とりあえず、テレビを見ない主義の私もその点を確認したく、明日の夜は久々にテレビを見ることになるのだろう。

テレビを含めた・・・というより一番のマスメディアでもあるテレビが今回の総選挙で自民VS民主を演出している。
人間の情報入手に、目と耳の両方から入り込み・・・言うなれば巧みなコメンテーターによる解析が両党の溝を更に深いものに作り上げている格好なのだろう。

漢字の変換をよく取り上げるが、この「巧み」もこの場合「匠」という技の方なのかもしれない。
マスメディアに誘導された選挙は4年前の郵政選挙もそうなのだが、その時の選挙より今回の与野党逆転の構図となる総選挙のほうが何倍もの威力が秘められている。

今までの政治がひっくり返る・・・それは新進党の時代(寄せ集め)とは違って二大政党の幕開けでもあり、これからの日本の政治の仕組みともなる転換期でもあろう。
必ず波は大きくうねり・・・しがみつくもの動くものが入れ混じり二大政党として固まるときを向かえる前兆でもある。

その時を粛々と我々は、ただ待っているのだろう。
”メディアにつくり上げられる政治”を感じずにはいられない。


8月18日AM4:30更新

農村票の動きを、各紙が取り上げてきた

いよいよ始まる。今日は第45回総選挙の公示日である。
地方自治体の選挙なら、「公示日前には、大概決まっている」と言われるが、8月30日までの戦いで「どれだけ差を縮めるか開くか、それとも逆転するか」熱い夏のスタートである。

暫し、選挙の関係で忙しくなりそうだ



8月17日AM6:00更新
各政党・各候補者の動画配信で、どのような結果が出るか
旧盆の長い休みが終わり、一年でも折り返しのような時期ではないだろうか。
今日から平常の勤務となる企業も多いが、たまたま新聞休刊日の朝、ネット配信で各政党の動画を見る。

今回の総選挙は各政党だけでなく、各候補者の多くが動画配信をしていることに、新しい選挙戦術の時代を感じる。
一度に全てを見ることは時間の都合から難しいが、各政党ともこの動画配信に工夫を凝らしており、多くの国民が総選挙での判断材料の一つとするものだろう。

私も時間が有る限りこの動画配信を見るつもりだが、気になるのは動画配信に掛かる経費のほうだ。
中には昨年のうちから今回の選挙をにらんで、政治活動をドキュメンタリーのように配信している候補者もいるが、只ではできない事でありお金が掛かる選挙に拍車が掛かるようでは、時代に逆行するものだろう。
どのくらいの経費が掛かるのか、後で調べてみたい。

自身のHPを創り直した。
まだまだ付け加えたいコマも多いし関連リンクも増やしたいが、まずはスッキリとさせて全体を見直してから・・・
ちなみに今回のHPの創り替えの経費は、時給換算15,000円といったところだろうか。

とりあえず、「今までの重い鎧を脱いだ」と、言ったとこだろう。


8月10日AM8:30更新
大雨でゆっくりと、今朝も残念なニュースを見る
政局がどうなるか?という時期に、芸能ニュースでマスメディアが賑やかだ。
「失踪」から逮捕状が出されたら、いきなり「逃亡」と言葉が変わる事件に驚き、暫しお茶時間の話題となった。
国民的アイドルが落ちていく様は残念でもあり、ある意味”騙されたよう”に感じているのは私だけではないのだろう。

それよりも私が残念に思うのは、一時代のスクリーンを彷彿とさせる女優の大原麗子さんが亡くなった事だ。
初めて聞く病気、「ギラン・バレー症候群を患っての孤独死」という活字にも驚いた。
まだまだ役者としては早い生涯であり、別の事件にぼやけて嘗ての大女優が掻き消されていくようで、本当に残念である。

政局がどうなるか?という時期に、この程度のニュースか・・・
中川昭一氏が帯広市の総決起大会で、今年2月の「もうろう会見」で見せた醜態から、「断酒を宣言して、会場から拍手が沸いた」とネットの見出しだ。
大会後、断酒の期間について報道陣の質問があったように書かれており、問題とするところの”ブレ”などと言う話ではなく「聞いてるところが違うんじゃない?」と、これもまた残念である。

熱帯性低気圧が南から湿った空気をともなって、台風9号になったとの事・・・
そうでなくても、今年は九州地方や各地で水害により多くの犠牲者が出ており、これ以上の被災者が出ないことをただ祈りたい。
天候も7月から悪く、「梅雨明け宣言が間違っていた」ような話しまでも聞く。
農家では農作物の収穫が思うようにならず、野菜の高値が家庭の経済をここにきて更に苦しめている。

二重苦・三重苦という言葉があるが・・・
些細なことでも家計にひびく、そこまで政治・経済が落ち込んでしまったのだろう。


7月27日AM4:00更新
毛呂山町では、各地域でお盆のお祭りが催されました
10日間で大変多くの出来事があった。
自民党のゴタゴタは、結局派閥の締め付けとそれに翻った(ひるがえった)数に負けた格好だろう。
21日に衆議院は解散となり、その前の自民党総会くずれの集会をネット配信の映像でチラ見したが、最後は「無理やりな檄」で締めくくられた。

熱い40日間の戦いだが、三角形の積み重ねの政治組織の一員として、また「数」の一つとして動く時が来た。

21日、毛呂山町では国の補正予算から「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」による臨時議会が開かれ可決された。
主なものは・・・
小中学校修繕工事で、本町が遅れている校舎耐震工事のための設計や私がこのコーナーで指摘した中学校のフェンス修繕工事。
エコ自動車購入事業として、古くなった公用車を7台ハイブリット車に買い替える。
学校情報通信技術環境整備事業として、50インチ以上のテレビ72台の購入。
鎌北湖に、スワン型ボート四艘購入と従来からのボートを一部整理する費用等々が盛り込まれた。

今回の交付金の柱は、
1、地球温暖化対策
2、少子高齢化社会への対応
3、安全・安心の実現
4、その他
その中でも「4、その他」の範囲は広く
公共施設のデジタル化改修等整備・ICTの導入利活用・学校におけるデジタルテレビ及びコンピュータ等の整備・学校教材図書の整備・観光交流の促進のための施設整備・耕作放棄地解消事業・共通地図等の電子化共用化事業・文化財の防災防犯対策事業・・・
などが挙げられている。

事業例なるものも、「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」で検索すれば、ネットで簡単に見れるが細部については膨大な資料となるのだろう。
毛呂山町議会の質疑で、「どんな事業も大抵あてはまる筈だ」と、ある議員が執行部側に言っていたが・・・
今回の補正予算はそうではなく、その議員の言葉も「声が大きいだけでゴリ押し」のように、私には聞こえる。

確かに、首をかしげたい事業もあるが(スワン)今回の整備を活かして、更に事業展開が図られるように今後を期待する。

22日だったか、お昼に家に戻ると妻が笑いながら電話で話しており、「本人が戻って来ましたから換わりますよ」と、私に受話器をよこした。
出てみると、テレビ朝日からで「ナニコレ珍百景」という番組で、私の農場の看板「とても過酷で低報酬 スタッフ募集中」について視聴者からの投稿があり、取材とロケがしたいとの事。
「別にかまわないですよ」と了承したが、翌日の23日に再度連絡が入り「明日の24日、午前11時でお願いしたい」と、いきなりな日程どりである。

24日、一時間半程度の取材と撮影があったが、「こんな程度で番組が出来てしまうのか?」と思える程、あっさりした内容だ。
「撮影しても2割くらいはボツになり、1割くらいはスタジオで使用しても時間の都合で放映されないんです」とのこと・・・

多分、ボツの方だろうと思うが、ネプチューンがやっていて水曜日の夜7:00からの番組だと、その時初めて知った次第。
「結構、見ている人多いんですよ」のディレクターの言葉に「その時間、まだ仕事してますし・・・私テレビ見ないんですよ」と苦笑いである。

 御悔み
19日の未明、埼玉県毛呂山町の私が住む西戸地内で発生したひき逃げ事件は、23日になって近くに住む25歳の女性が「ダンボールを轢いたと思った」と、警察に出頭し解決した。
片田舎の田園農道で、被害に遭われた方は私も以前から知る役場の職員。
その方の亡くなられた父と私の父は、その昔の遊び仲間だったとのことで、今も農地の利用権(農地の貸し借り)では私もお世話になっている間柄。

昨日26日に、告別式が営まれたが、心よりご冥福を御祈り申し上げます。


7月16日AM5:00更新
お膳立てされたものは、決して民主主義とは言わない
ネットで、昨年9月の5人も出馬した自民党総裁選を遡って見た。
5人も名乗り出る事もおかしいし、選挙の方法も納得がいくものでは無かった。

昨年の同じ9月のはじめ、民主党代表選挙で「小沢代表は次の総選挙を経て、民主党の初代の首相になる」と鳩山氏が明言し、選挙を行なわないで党の結束を呼びかけたのも滑稽だった。

その時の、党の代表選挙を行なわない民主党を批判した当時の自民党幹部の言葉を覚えているが・・・
「票を割る事で総裁を決めるような出来レースを演じる自民党が、現在の終末的政局を生んだんだ」と言いたい。
どちらも、昨年9月から今まで「波乱万丈」という言葉しか、思い浮かばないのが情けない。

「与謝野・石破氏も・・」と、今朝の朝刊一面の見出しだが二人とも総裁選に出た人達だと言いたいのだろうか・・・
私も衆参両院議員総会を開くべきだと思うし、一途の望み(この場合”臨み”でしょうか)だとも思う。
「国会で不信任を否決したのだから今更・・・」などと、なんとか火を消したい党執行部の言葉は、逃げ口上としか聞こえてこない。

党執行部とか派閥の長ともなると、真の国民の声が聞こえなくなってくるのだろう・・・
「数の原理」は「民主主義の原理」だが、今は128名以上の署名を集めた方々を応援したい。

それにしても、「このまま数に縛られた政治でいいのだろうか」と思う毎日だ。


7月13日AM5:30更新
何事もうまくいかないときは、状況を整理してから・・・
都議選の結果を見て、「国政とは直接関係ない」と言っている有力代議士の言葉に憤りを感じる。
「自民系都議候補は犠牲者」という三面記事、その通りだ。

自信のHPの更新がうまくいかない。
データ量の問題なのだろうが、サーバーへ送っても丸一日かかって書き換えが行なわれるようでは、ヤル気も失せる。
とりあえず、今日はPCを調整してみたい。


7月10日AM4:00更新
バラマキと言われても、地域活性化につながるお金の使い道は?
7月の声を聞かずに、今年は田植えが終わった。
というより、「無理やり6月30日に終わりにした」と言うほうが合っているのかもしれない。

苦林地区のジャングルだった遊休農地は、すっかり生まれ変わり毎日見て回るのが楽しみでもある。
太古の川から流れ込んだ扇状地を思わせる地形は高低差が大きく、何枚かの田をまとめて集積を計ろうとしたが、大規模な土の移動となってしまうために民杭を基本に昔のままを復元してみた。

それがいい。
「おおだ」と、その耕地を苦林の方々が言っているが、県道から曲がりくねった農道を行き、行き止まりの一角に広がる合計14枚の田は隠れ地的な雰囲気を匂わせる。
向こうに見える5メートルを超える土手が町境であり、上は坂戸市だが農地に家が建てられる都市計画法により、まったく同じような造りの十数棟の家々がミスマッチで・・・これがまた面白い。

特に、この坂戸市分の土手の上から見下ろす耕地は、バックに現在荒川上流河川事務所が建設中の越辺川築堤が緑の帯となし、田に広がる水面が空を反射してそのコントラストがすばらしい。

今は、後作業でおおだの耕地をできるだけ自然に近づけたく、地面に溝を掘り土側溝の水路を作ったり・・・で、毛呂山町のビオトープと言われるように工夫している。
すでに、この土側溝の水路では小さな魚が何匹も泳ぎ回り、来る人を迎えている様。

「百聞は一見に・・」なので、お近くの方は是非再生された苦林地区の「おおだの耕地」をご覧いただければ幸いです。
思わず深呼吸したくなりますから・・・

7月に入り、2日3日と入間郡町村議会議長会の主催で神奈川県の葉山町へ視察してきた。
遅れた畑の仕事や他の田んぼの畦草に追われる今だが、ここで国の補正予算で緊急支援事業の関係から、認定農家や法人化した事業所に全国250億円規模の補助事業が始まった。

この関係で、農協の農機を扱う担当と二日間も時間を費やしてしまった。
「忙しい時期に国のバラマキの対処とは・・・」という、まさに逆に作用する感情が生まれるようでは、政府の緊急経済支援事業も裏目だ。

地方公共団体にも「地域活性化、経済危機対策臨時交付金事業」なるものが充てられるが、さまざまな枠に縛られている事で選択肢が狭く「特定の企業にメリットがある?」ような誤解まで招くようでは、
「地域活性化」のお題目は絵に描いた餅だろう。

毛呂山町も7月21日に、この関係の臨時議会が予定されているが
絵に描いた餅と言われない「地域活性化」にふさわしい予算配分を期待したい。

6月26日4:30更新
山あいに広がる耕地には、春の蓮華のピンクもいいでしょうね
昨日、お隣の越生町の経済課で遊休農地について現状を聞いてきた。
以前から、越生町の大谷地区に広がる「葦の原」が気になっており、越生町の知人を通して関係機関に話をしておいたからだが・・

越生町の大谷地区は、中央を都市計画道路の飯能寄居線が通り、高台となった道から見下ろす大谷耕地のロケーションは観光的な要素を醸しだしている。
ところが、大谷の田はいつになっても変わらぬ葦原野だ。
秋から冬にかけて何回か草刈りや雑草の焼却作業を見かけるが、先の決まらぬその場限りの作業では、耕地の再生は到底できないだろう。

昨日の越生町役場担当課長の話しでは・・・
「今のところ、日高市の酪農家が一部で牧草を作る予定だが、それも耕地の一割であり、7〜8ヘクタールは空いている。
耕地の排水について未整備なところを改修できれば、更に面積が増やせる」。と説明を受けた。

私は、「遊休農地解消に対して、お手伝いはできるが耕地に再生された後、担い手となる人がいるかが問題ですね」と・・・

帰りに越生町長に面会し、かねてから温めていた(静岡県に椎茸と観光いちご園を視察した時に見つけた一品)越生町にピッタリな特産品と成り得る資料を預けてきたが、どう対処して戴けるか楽しみでもある。

説明を受けた遊休農地の件は今後の検討課題だが、とにかくいまの苦林地区の耕地が片付いての話しだろう。

6月22日AM5:00更新
一昨日20日(土)の朝刊、毛呂山町で新型インフルエンザ
毛呂山町で新型インフルエンザに感染した患者が・・・
5月1日、このコーナーに書き込んだ時期には、国内に入らせない水際論争が中心だったが・・・

その書き込んだ同じ5月1日に、「毛呂山町も町独自の新型インフルエンザ対策マニュアルを作成した」と、つい最近町長から聞いたが、今回の患者とその周辺に対してマニュアル通り対応できているのだろうか。

特に、今回毛呂山町の患者は小学生でもあり拡大していかないことを願うが、フェーズという耳馴れない言葉で解るようにマニュアルにも年齢や環境、そして段階を追って幾重もの対応を用意するべきなのだろう。

一週間前、この新型インフルエンザの感染者が日本国内で500人を超えたと報じられたが、水際どころの話しではない。
「2ヶ月も使わずに・・・」だ。
いずれ、従来のインフルエンザ(香港型・Aソ連型)と同じようになってしまうのだろうか。

本町での患者が小学生でもあり、精神的な面についても特に心配されます。


6月17日AM6:30更新
またしても、残念な記事が掲載された。

埼玉県内の小学校・中学校の耐震化率だ。
埼玉県は全国でも耐震化率が62%と低く(全国平均67%)25位だと言うが、埼玉県内の市町村別の耐震化率では、毛呂山町が36,7%と最下位である。

新聞記事の後半には、毛呂山町の担当者のコメントで、「国の補助制度にも手を挙げ、計画の前倒しも柔軟に考えている」と述べられているが、昨年の3月議会で物議を醸したエアコン設置計画は・・・、
(毛呂山町では、町内の小・中学校の各教室にエアコンを設置する予算が計上され、その部分を削除し修正可決した)

「まず、やらなければならない施策の順番を間違っている」としか、言いようがない。
耐震化計画は、建物の耐震診断からはじまり、耐震化の設計そして耐震工事と、一つの建物でも時間がかかるものだが、毛呂山町が一番遅れている理由が何処にあるのか、検証していく必要もあるだろう。

国による14兆を超える大型補正予算成立から、各地方公共団体に配分される”金”が、どのように予算化されるのか?
遅れている施策など、充分精査して最大限なる効果を現せる予算化をして頂きたい。

肥しもしないで、作物の種を撒くようなことがないように・・・


6月16日AM5:30更新
益子焼・笠間焼きのように、「苦林焼き」「毛呂焼き」で、どうでしょう
いつもより、順調に田植えがはかどっているのだろうか。
昨日、町内沢田地区の泉野小学校裏、通称泉耕地の田植えが終わった。
いつも、朝の散歩で沢田の耕地を歩く方に「いつもの年より、今年は早いみたいだね」と言われたが、例年この時点で、「野上がり」つまり田植えを終了する。
しかし、先日書き込んだように今年は新しく苦林地区の開墾作業があるから、「もう少し頑張らなくては・・・」だ。

ここで驚くことは、苦林地区の土地の質の良いことである。
毛呂山町の地区による地質の違いは、今までの経験から大体解っていたが、苦林地区は石がまったくなく関東ローム層特有の、いわゆる表層の黒土下層の赤土ではない。
越辺川の流域という地形からか、大変に深い粘土層だけで構成された沖積大地であることだ。

20〜30年と長い間荒れ果てた農地を、今年の3月から手掛けて除草、野焼き、木の伐採そして抜根と・・・
昨日は田作りで、特殊な機械で地面を削り畦をつくる作業をしたが、こんなに”言う事を聞いてくれる土”は町内どこにいっても無いだろう。
耕地整理もしていないために、現存する民杭を基本に農地の集約を多少しながらの作業は面白いようにはかどり、今日から代かき作業に移れそうだ。

「苦林の土は、昔瓦を作るのに重宝がられたんだ」と、地区の人から話しを聞くが、以前陶芸が趣味だという方に苦林地区の土の話をした際、「是非、その土で焼いてみたい」とのこと。
毛呂山町には、世界に名が知られている陶芸家もいるので、苦林の土で町おこしができそうな予感である。

早速、今日は陶芸家の方々に苦林の土を届けて「陶芸談義」をしてみようと思う。


6月10日AM4:00更新
新型インフルエンザもひとまずでしょうか。
6月2日から始まった、6月議会が一昨日の8日に閉会した。
国による補正予算成立から、各自治体にも該当するものがあり町で計画している循環バスに雇用を助成する補正予算がついた。
他には、同じ循環バスに対応する車両購入(財産の所得)と毛呂山中学校の耐震工事請負契約の締結が目立った案件だろうか。
12議案と人事2諮問すべてが成立した。

5月1日の新型インフルエンザの書き込みから、早いもので40日が経過した。
私農場では、その間一年のうちでも一番忙しい田植え作業の繁忙期である。
特に今年は、研修生がいるために近くの苦林地区にあった遊休農地の開墾を手がけた事、町内で一昨年から農業をはじめた30代の就農者と椎茸栽培をスタートさせることも重なり、今までに体験したことがないほどの忙しさだった。

まだ田んぼも約3町歩ほど残っているが、3町歩(30,000u)なら一週間で終わる面積なので「先が見えた」と言えるだろう。
椎茸の方は、その彼が「毛呂山では、農業だけじゃあ食っていけませんよ」と離農を考えはじめてしまったために計画が狂ったが、なんとか私農場だけで植菌を終わらせた。

仕事の競合は毎度の事だが、私の記憶では今までにないほどの事態を経験した5月の月だった。

離農を考えてた彼とも、先週の土曜日の夕方から夕飯を伴に話しができ、「抑制のトマト栽培をやってみますよ」と、ひとまず離農は延期したのか。

「野菜作りとか農業の勉強しているの?」という、私の問いに
「作る前に、その野菜が一ついくらになってどの位の経費がかかって・・・という計算ばかりしていますよ」
との、彼の言葉には唖然としたが・・
その計算の上で「毛呂山では、農業だけじゃあ食っていけない」の言葉なのだろう。

一緒に彼の話を聞いていた私農場に来ている研修生も考えさせられていたが、「もっと迷い、もっと悩んだほうがいいよ」の、私の言葉をどう聞いたか。

うまく咀嚼して農業というものを理解してもらいたい



5月1日AM3:00更新
対岸の火事ではない、備えあれば憂いなしだ!
いよいよ日本でも、新型インフルエンザに感染した疑いのある患者が現れた。
アメリカから帰国の25歳の女性はA香港型だったようだが、5月1日の先程1時過ぎに舛添厚生労働大臣が発表した17歳の横浜市の高校生は極めて疑わしい。

4月25日にカナダへの就学旅行から帰国したと言うが、既に5日が経過している事に、もしもの場合水際での対応とは言えず、国の対処が後手にまわったことになる。
世界各国から見ても、日本の海外旅行はビジネスでも観光でも極めて多いのだから検疫の徹底は当然の対処だ。

舛添大臣が記者からの「検疫はどうだったのか、機能していないのではないか」の質問に「今回のインフルエンザに対しての対応は4月28日に執っており、それより3日早かったので・・」と、答弁しているが弁明にもならない。

”対岸の火事”程度に考えていたのだろうが、国だけではなく本町毛呂山町では埼玉医科大学付属病院や国際医療センターを有しているのだから、今後の感染患者の対応では自治体として医療機関と連携したマニュアルを策定する必要がある。

「どれだけ早く、それができるのか」と言うより、それだけの危機感を持っているか?が重要なのだろう。
ただ、私もそうだが耳慣れない
”フェーズ5”という値の認識を知る日本人がどれだけいるのだろうか。

4月25日AM2:30更新
いつまで続く?似たりよったりの攻防戦
昨日は、毛呂山町水田農業推進協議会の通常総会がJAいるまの毛呂山支店でおこなわれた。

例年と変わらず、議事の進行から見ればシャンシャン総会なのだろうが、21年度予算に組み込まれた水田フル活用推進交付金は、この会からすれば桁違いの金額であり、その交付金の窓口となることも疑問である。

「昨年同様に、今年も減反に協力すれば一反あたり(1000u)3000円を支給します」。
というものだが、毛呂山町では取りまとめた資料上では、町に課せられた減反がクリアしているために、米生産農家すべてが作付け規模を増やさなければ対象となる。

私が、この施策で思う事は「米の作付け計画をする時期に、このようなバラマキは、規模拡大を目指す農家を押さえ込むものだ」
という疑念でしかない。

確かに、生産調整をしていかなかったら今の米価は半値まで落ち込むことになるのだろう・・・、
しかしながら、輸入規制にしろ、流通経路のコスト削減にしろ、消費拡大の抜本的な改革をしないで、生産側の農家抑制ばかりをしていたのでは国力につながる自給率の改善にならないからである。

端的には、農家に現金を掴ませて、喜ばせて「結果、票につながる」という・・・、
「あっちがそうきたのだったら、こっちはこういくよ」の連続施策だ。

こんな馬鹿らしい、野党VS与党 いつまでつづくのやら

4月17日AM6:00更新
あわただしく「振り回すだけ」のような施策が続く
あわただしく4月がスタートした
開花宣言から2週間もかかって満開となった桜につつまれて、小学校・中学校の入学式から始まり、各組織の役員会及び人事の異動もあって歓送迎会が続く。
先日の14日には早くもJAいるまの毛呂山支店直売組合の総会が執り行われた。

まだまだ、新年度に替わっての総会は続くが、近年の総会資料を見て思うことは補助金減額の多さだろう。
町財政が苦しいのは理解するが、事業をやりくりして行うのも限界があり先細りが案じられるものだ。

以前、国農政から緊急支援?のように認定農業者を対象とした補助事業の話しが農機メーカーからきた事を書き込んだ。
大変興味をそそるような話しであり、申請についても窓口となるJAや農機メーカーが、度々足を運んでくれたので申し込んだが・・・
先般、全国で申請者が殺到したために抽選となり、外れたとの事。
1月末の話しから、散々待たされた挙句「抽選に外れました」では、経営の予定も大きく狂うものだ。
ましてや、申請にあたり「抽選」の文言などなく、その場しのぎの政策に呆れる。

「農の雇用」という、これも3月に出された緊急支援事業だが、研修生を受け入れていることもあり国農政からの要綱に合致していたため慌てて申請したが・・・申し込んだ二人の雇用は一人とされた。
すぐに、県に問い合わせたが「申請者が殺到して・・・」とのこと。
細かい理由については言えないとのことだったが、後で届いた資料を見ると、さまざまな様式の計画書の作成やら日報やらで負担増となる国施策に、これもまた呆れる。

先日、いつも付き合っている自動車の営業マンから電話で「この4月から環境対応車普及促進税制が始まり、車の買い替えで25万安くなりますから是非と・・・」
「いい話しだけど、結構だ」と電話を切った・・・、

矢継ぎばやに出される経済対策の聞えとは裏腹に、
「振り回されている国民」が、現実のところだろう。



3月30日AM7:45更新

「おれは男だ」や「おこれ男だ」がタイトルだったでしょうか?
18日に3月議会が終わり、いつものようにたまった仕事をこなし・・・まだまだこなしきれないでいる。
「仕事に追われるな、仕事を追え」と昔からのことわざ?だろうか。
よく母から言われるが、新しい事業をいつも入れてしまうからその分ロスが生じる。いつもの常だろう。

ここで、自分なりの町政報告を出そうと二日程それに没頭した。
3月議会の来年度の予算編成の資料を見ていて、もっとよく調べたいため企画財政課にメールで質問したが年度末で忙しいのだろうかまだ答えが貰えず、そんなに難しい質問した訳ではなかったのに・・・・と
とりあえず、近隣市・町との予算及び市税・町税について人口一人あたりの割合を掲載してみた。
それについてのコメントは差し控えたが、皆さんはどのように感じるだろうか。4月1日の新聞折り込みを見ていただければ幸いである。
そのコメントも、このコーナーでしたい。

千葉県の知事選挙が行われ、私達が小学校の高学年の時、青春ドラマでお馴染みの森田健作氏が当選した。
昨年、宮崎県に続いて大阪府でも当選したタレント知事について、
「いずれ日本中の知事がタレント知事になるのではないか」と書いたが、それを思わせるようだ。

高校の剣道同好会を舞台とした青春ドラマだったと記憶しているが、ドラマのようにわくわくとした思いの県政ができるだろうか?
その青春ドラマで、森田健作が歌う主題歌「さらば涙と・・・」とならなければいいが・・・

3月12日AM6:00更新
もっと簡単に考えたほうがいい・・自然に求めるものだから
日本人は、大昔から西欧のような遊牧民ではなく、一ヶ所に留まり畑を耕して穀物などの作物をつくる民族である。
長い長い人類の歴史の中で、日本人は生きるために土を耕してきたのだろうし、土は日本人にとっては「本能が求める」という一番「素」のもの。

土に触る事を子どもの時から「おもしろい」と思い、土と遊ぶことは必然的なものであるし、いちいち「だから・・・こうであり・・・そういうことなのだ」と分析することでもないのだろう。
「土には途轍もない幾重もに作用する力があり、私達人間はその力に自然と引き寄せられているんだ」と・・・
結局、私の行き着くところはそこしかない。

なぜ、「いっぱい収穫できて安い!という大きな経済効果が農青会の町民ジャガイモ掘りをロングセラーにしている要因だ」
と言わないのは・・・

私は、そんな器や糧で計れる事業と思わないからです。


3月3日AM5:30更新
いつもピンチは、いつでもチャンス?
28日の続きだが、そもそも私の自論では”同じことを3回ないし3年やるのはダメだ”というものがある。
町の事業、特に観光施策においても一般質問等で多くの指摘をしてきた要因だ。あくまでも自論だから一考察とするが・・・

私も自営として農業を生業としているが、この仕事言うなれば第一次産業でもあり、スローライフとかグリーンツーリズムなど、自然的と言われがち・・・、しかしながら内容は目まぐるしいもの。
特に、都市近郊型の経営形態を執らざる得ない毛呂山町では、広大な農地を利用する北海道や嬬恋のキャベツのような大きな産地化はできないし、農地も集約されない立地的リスクも伴うものとして経営は絞られてきた。

先人の行き着くところは、市場への出荷形態ではなくベットタウンとして町の様相をめまぐるしく変えた、毛呂山町ならではの直売スタイルしか無かった訳だろう。

目まぐるしいのは法律にもあった。
大規模小売店舗法によって小売業の事業活動の調整を図ってきたが、1998年に大手流通業界や米国の日本市場の開放をもとめる外圧に負け、「大規模小売店舗立地法」が成立し2000年6月から施行された。
これにより、従来の「大店法」が廃止され毛呂山町のように人口3,7000人の小さい町にも、大型スーパーマーケットが4店舗もひしめき、小売店や商店街がシャッター街へとなった現在がある。

スーパーマーケットに囲まれた直売所にも、大きな打撃があったのは当然の事。
またスーパーマーケットが直売システムや新鮮な地元の野菜をターゲットにして地場コーナーを立ち上げるのも、時代の流れの中では自然な歩みなのだろう。
流通とマージンに振り回され、経営の主体のおきどころは次第とスパンを短くした展望と成らざる得ない・・・

自然の歩み・・・というより、渦中の我々は死活問題の中での模索でしかなかった。
将来展望は暗く、見返りが期待できない職業だから、なおさら本町の環境は悪すぎるものであろうし、幾重にも危険分散を取り入れた経営と成らざる得ないのが現実だ。

切り替えの早さに伴うリスクはあったものの、今思えば「短いスパンでの検証は決して失敗ではない」と言う事なのだろう。
どこかの県知事が「ピンチがチャンス」と言って大バッシングになったが、農業は「いつもがピンチだから、いつでもチャンスだろう」し、生きていく”源の仕事”だから強い。

早い展開・・・私に言わせれば展開の字は「転回?」だろうか。
それだけ目まぐるしく、次を考えていかなかったらやっていけない時代でもある。

前置きが長くなった。
農業青年会議所のジャガイモ掘り事業は何故ロングランなのか?という本題だが・・・それはまた明日以降の書き込みにしたい。

本日の毛呂山町3月議会、一般質問3人目で登壇いたします。
議会は、公開の原則で誰でも傍聴できます。


2月28日AM5:00更新
毛呂山町農業青年会議所(農青会)のジャガイモ、植え終わる
一昨日の26日午後、町内沢田地区の畑を借りて農青会が毎年一般の町民の方々を対象に行う
「町民ジャガイモ掘り」用の種芋約90Kgを植えた。

この事業は、今からちょうど10年前の平成11年に私が農青会の会長だった時、遊休農地の解消と町民に土と親しんでもらえる事業として始めたのがきっかけだが、本当は裏がある。

10年前といえば今より遊休農地も多く、私の住む西戸地区においても例外とは言えない状況だった。
特に毛呂山町の西戸地区は、田でも畑でも地区外の地権者が多いという特徴があり・・・

これは余談だが「大昔、西戸に住むものは博打が好きで、その博打のかたで農地の権利書が動いたからだ」。と・・・

確かに、西戸地区の田畑は半分以上が地区外の地権者であり、そんな関係で土地に対して先祖からの執着が薄い?
昔から苦労して守ってきた土地であれば、大事に後世に受け継ぐのだろうが、そうでないから西戸地区は今も開発が多く・・・
私がいつも言う、悪法
「都市計画法34条8号の3、現34条11号」によって地域コミュニティーの崩壊にまで及ぶような、農地においての宅地開発が続く地区でもある。

脇道に逸れたが、本題は遊休農地だ。
10年前、たまたま私が耕作をしている2枚の畑の間に、年に良くて一度くらいしか耕しに来ない西戸地区外の地権者所有の畑があり、通年においての雑草に私は閉口していた。
そんなことなら、その畑を借りてしまおうかと住まいを訪ねてみればいつも留守ばかりで、さてと考えた挙句・・・、

「私農場で、当時より2〜3年前から始めて好評だった”ジャガイモ狩り”をその遊休農地で農青会が主体になって行えば、農地の賃借も行政サイドが入るのでスムーズになるだろう」。
という、一つの結論!
結果、その地権者も役場の事業と聞けば畑の賃借も話しは早く、トントン拍子で「遊休農地の解消」と「農青会主催 町民ジャガイモ掘り」の一石二鳥の事業がスタートできた訳だ。

あれから10年、遊休農地を解消した西戸の畑から、沢田地区にあった遊休農地(現在の農青会管理地)へ移り、一度も休む年もなく、一般の町民の方々や公設・私設の幼稚園・保育園の子ども達に芋掘りを楽しんで頂いている意味は大きい。

3月2日から、毛呂山町の21年度にむけた予算を審議する3月議会がスタートする。
議会前半の3、4、5日と10人の議員による「町政に対する一般質問」が繰り広げられるが、私は3月3日の3番手に登壇する。
通告は「農地の利用に新しい展開」と「町防災施策」そして新教育長を迎え体制新たな教育部局へ対して「教育施策」である。

その中でも一問目は遊休農地に関して、失業者の働く場であったり子ども達の教育の場であったりと、昨今の全国的なテーマでもある。

町側の、”時代を掴んだ答弁”を期待したいものだ!。


2月25日AM7:00更新

春宵一刻値千金、アカデミー外国語映画賞「おくりびと」
「おくりびと」のアカデミー賞受賞は、久々に日本中が沸くような喜びだった。
今まで、あまり表に出なかった「納棺師」という職種を題材に、昨年の9月から一般に公開され今もロングランが続いているが、これで益々映画館に出かける人が増えるだろう。

私も、この年まで生きて来ると親族の葬儀も何回か経験しており、納棺の式も見ているが、映画で見るような納棺師はいなかった。
今年になり一ヶ月程前の1月の事だが、隣組で一人暮らしのおばあさんが亡くなり、親族も少ない事から隣組も納棺に立ち会うことになった際、丁寧な納棺を見せて戴いたが、それがまさに「おくりびと」に出てくる納棺師である。

黒い身支度で30歳くらいの大柄な男性だったが、丁寧な挨拶があった後に白衣を纏い、いままで見たこともなかったお別れの式を見せてくれた。
顔を剃り、ドライシャンプーで髪を洗い、化粧を施した後に白装束に着替えさせる技術はまったく映画と同じで、親族や私達の悲しみの中に、ほんわりとした気持ちを与えるもの・・・

日本の文化にもいろいろあるが、今回の「おくりびと」によってこれからの葬儀には欠かせない式の一つとなるのだろう。
とはいえ、死と向かい合う仕事でもありいくら就職難でも納棺師の成り手は、如何なものだろうか。

経済効果も大きく取り上げられている「おくりびと」だが、職種が職種だけにブームでないことを願いたいものだ。


2月17日PM11:15更新
回りを見てからの判断では、それは既に遅いんですよ。
国民のもが「おかしい」と、怒りにも似た思いをして・・・
丸一日かかって、中川財務相が辞任した。
私も、このブログで16時間前に「しっかりとした判断を国民に示すべき」と書き込んだが、時間の経過がなければ正しい判断ができない麻生首相の感覚は一般の方々とは違っている。

今は、PCで動画がいつでも見られる時代だから・・・
今回の呆れたG7後の会見が何度となく、そして過去の失態までさかのぼりリアルに写し出され、表舞台を歩いてきた一人の人間を失墜させる結果となった。
だから尚更早く、国民が納得するしっかりとした対応を示すべきであったろう。

ここのところの麻生首相は、
郵政民営化の反対論者を演じたかと思えば、翌日には撤回し・・・
小泉元首相の「怒るより、笑っちゃう」発言が飛び出し・・・
そして、今度の中川財務相の酩酊会見と・・・
野球のバッターで言うなら「かため打ち」と言いたいが、内容が逆の事だからピッチャーで失投し、それに対して身内からの野次が飛び、挙句の果ては守りのバックで大エラー だ。
これじゃあいくら選手交代したって勝てる訳がない。

ふざけた例え話は、ほどほどに・・・
今まで、「結束」という二文字を掲げ、麻生首相を支えてきた森氏の
力も、それほど遠くなく「多勢に無勢」と成り得る、数の勢力が生まれる時が来るのだろう。



2月17日AM7:30更新

町を動かす素材は、どこで転がっているかわからない!
中川財務相のG7後の記者会見は、世界に恥じる失態だ。
私は、日月と二日間視察研修があり宿泊先の旅館のテレビで今回の問題となった記者会見を見たが、正直なところ呆れてしまった。
今朝の各新聞の一面は、この問題に絡み野党側から出される問責決議案の記事で埋まるだろう。
世界の各国で取り上げられたニュースでもあり、「風邪薬を飲みすぎた」では弁明にもならない。
「首相に、引き続きしっかりやってくれといわれた」という、中川氏の言葉では「済まされない事態」と、認識するべきだ。
麻生首相は、しっかりとした判断を国民に示すべきだろう。

日曜日の朝から旧伊豆の長岡と修善寺、現在の伊豆市へバイオダイナミック農法によるイチゴ園と中国野菜の農薬汚染から一年を経過し、国内で大変伸びている椎茸の原木栽培組合を視察してきた。
また帰りには、静岡県の県の施設でもあるキノコセンターにも寄り、当地のブランド「清助どんこ」の由来なども勉強でき有意義な研修だった。

バイオダイナミック農法については、まだまだ勉強不足であり今回の神田イチゴ園での水にこだわる考え方は、しっかりと結果が現れており、後でまとめて紹介しようと思う。

それより自分なりに面白い買い物ができた・・・
たまたま時間調整で寄った、修善寺の梅林で売っていた地元のとろろ芋だ。

越生町を取り込んだ「新しい町おこしの起爆材」として、間違いなしだろう!


2月12日AM7:00更新
米流通のしくみがどうなるのか?
2009年度の米生産調整にかかわる政策が石破農相をはじめとする自民農林幹部との会合で話された。

ここで、特に問題となっているのが
「米の減反政策に対して農家が減反に加わるかどうかを自主的に判断できる選択性の導入」である。
減反に参加する農家には、交付金を支払い所得補償を行う。参加しない農家は価格の低下分だけ所得が減る。加えて米価格の維持を目的とした政府による米の買取もやめる内容だ。

これには、全農をはじめ多くの農林議員から反発を招いているが、民主党の小沢代表は10日「民主党が政権をとったならば減反政策をやめる」と、全国の産地直売農家50人に党本部で話したようだ。

これは、ゆっくりと検証していきたい。


2月11日AM7:30更新
中央より片田舎の自治体の変化のほうが顕著だ
昨日の午前中、越生町の知り合いのところを訪ねた。
相談事もあったからだが、話題となるのは二日前に投開票された越生町の町長選挙の話である。
「話しをすれば影・・・」だ。
外を見ていると新町長が歩いて来たので、早速当選祝いの挨拶をした。

夜も越生町で会議があったが、自然と町長選挙の話しに及ぶ。
123票の差は、差し引きすれば62票の動きであるから「ひょっとすると」と予想された選挙は、蓋を開けてみればその通りの結果。
夜の話しでは、現職強しも選挙戦術の荒さが票に現れたよう・・・
しかしながら、不況下を招いている国政の影響も否めないのだろう。

麻生総理の発言でマスメディアが賑やかだが、おもしろ可笑しく取り上げられてもしかたない低いレベルの話題であることが残念だ。
ここには荒さと言うより憤りに近いものがある。
ここまで来ると衆議院の解散総選挙で国民の真意を問うことも難しい。

今、国の中央だけでなく全国的にも与党は「行くも地獄、・・・」の針の筵ではないだろうか。


1月30日AM4:30更新

またもや「光陰 矢の如し」 何かと、忙しかった一月です。
生活のパターンが仕事の都合から夜型になった。
書き込みも自分的には記録となるほどできず、いわばフラストレーションのような1月の月である。
「ならば夜PCに向かえば・・・」という手もあるが、それはそれで、できないところが面白い。

国も第二次補正予算が27日の夕刻にやっと成立したが、関連法案が成立しなければ先には進まず、足踏みをしているようなものだ。
定額給付金だけでなく、多くの景気対策に関する内容が盛り込まれているために早急な成立を望む。

先日、農機メーカーの営業がいきなり電話で・・
「今回の国の補正が成立すると、農業部門でも景気対策の一環で新しい補助的な施策があるので伺うよ」とのこと。
内容を聞くと、なかなか面白いもので後日紹介したい。

27日は、越辺・高麗川改修工事促進期成同盟会の研修があったが、研修先の山梨県都留市に向かうバスの中、「入札改革 不況で逆戻り」の新聞記事に目がいく。
今までの施策で取り入れていた予定価格を公表するものから、予定価格を伏せる自治体が増えたきたという。
本町、毛呂山町も学童保育所の建設が問題となっているが、入札に対して新たな?見解なのだろう。

久々のブログ更新だが、多少の過去に戻りながら・・・書き込んでいこうと思う。


2009年1月5日AM7:30更新

ゆっくりと着実に・・・今年は丑年です。


新年、明けましておめでとうございます。
皆様お健やかに輝かしい新春をお迎えの事とお慶び申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

丑は十二支の二番目です。干支の由来は、その昔神様への新年のあいさつにいち早く行動し、歩みが遅いながらもゆっくり着実に進み、誰よりも早く神様の御殿に着きました。
しかし、牛の肩に乗っていたネズミに一番乗りを持っていかれましたが、粘り強さがあることと努力家であることが認められ、干支の2番目になっているそうです。

牛は昔から人と深くかかわる家畜で、農作業や運搬などの労働力でもあり、社会とも密接にかかわる動物です。

干支の牛にあやかり、多くの皆様が着実にすばらしい結果に結びつく年でありますよう心よりお祈りいたします。